裸足のダンスには無垢のダンスフロア
昨年の春にスタジオをリニューアルし、床も生まれ変わりました。
ティアレアペタヒ、スタジオの新しい床は『無垢材(なら)』です。
●足腰に優しい無垢材の床
●こどもにやさしい無垢材の床
無垢というのは削っても削っても同じ木、そのものであるということです。
最近では家を建てたりリノベーションする際に、床について調べる方も多くいらっしゃると思うので、
無垢がどれだけ良いものかということは、知っている方も多いと思います。
ダンス練習でとても”重要”で最も接することの多いのは実は「床」です。
タヒチアンダンスは「裸足」で踊るダンス。
足で大地を感じながら踊る。両足でしっかり床を踏みしめて踊る。などなど、
基礎を練習する上でも、表現する上でも、身体と床の関係はとても重要です。
色々な床で踊ったことのあるダンサーは皆、床によって踊りやすさが全然変わる、ということは誰もが感じていることなのではないでしょうか。。
タヒチアンダンスは飛んだり跳ねたりは多くはありませんが、
TEKI(TEI)といって、つま先で移動したり、TIFENEといって、座った状態で移動や腰を動かしたり、他にも複雑なステップを沢山ふみますので、
床がしっかりしていないと、膝や腰に負担がきてしまいます。
特にコンクリートの上にシートが貼ってあるだけの床などは、冬は極寒、氷のように冷たく、硬い・・。
スタジオ以外で練習するとき、何か踊りづらいな、硬いなと感じる生徒さんも多いのではないでしょうか。
以前は格闘技用のマットを敷いていたので、足腰への負担はありませんでしたが、
逆に柔らかすぎて踊りづらかったり、真っすぐでない箇所が出たり、ゴミが隙間に溜まりやすかったり・・など色々問題があり、
スタジオリニューアルでの最大の目的はこの「床」でした。
無垢材の床は温かみも違います。
もちろん、本場タヒチでは屋外のコンクリートで練習したり、環境の整っていないところで練習、本番をしたり、
なんてことは多くありますが、、
ここは日本!
タヒチアンとは足の裏の皮膚の厚さも違います(笑)
習い事として、沢山の練習をするダンススタジオはやはり整った環境に越したことはありませんね。
アペタヒダンサー達がずっと良い環境で練習が出来るように。。
思い切った決断でしたが、結果やはり無垢の床は良い^^
キッズクラスや、お子様連れのママ達も多いので、沢山の小さいこども達がこのスタジオで(ダンス以外でも)走り回ります。
が、そんなわんぱくな子供にも安心の無垢材の床です。
工事中の様子・・
少しずつ出来上がるたびにワクワクしながら見守っていました。
なら材は堅めの木ではありますが、ダンスフロア用の防振対応もしてもらったので、床に直にくっついてはおらず立ち上がった空間がある為、跳ねても少ししなやかさがでます。
新しい無垢の床になってから、沢山のダンサーが踊り、沢山の子供達が走り、転び、、(笑)
沢山の思い出もできました♡
思い切って床を改装しましたが、決断して良かったです。
これからも沢山のアペタヒガールズが沢山この床でステップを踏んで
タヒチアンダンスを踊り、楽しい思い出ができますように。
無垢材は木なので水に弱いです。。
みんなで「大切に」使ってくれたら嬉しいです^^
因みに!
棚もリニューアル時手作り。
これは本当に苦労しました。ぴったりサイズになるよう計画して計算してカッティング。
組み立ては重たすぎて男性陣に頼りっぱなし・・
ニス塗は繰り返し渇いてはやすりをかけ・・レッスンのない時間に行い、何日もかかりました。
お手伝いありがとう^^
木の膨張や縮みまで計算できず、乾燥後少し縮んでしまった棚板が、物を置くと落ちてしまう、、というトラブルがありましたがそこはご愛敬(;’∀’)
見逃してください(-“-;A …(笑)職人レベルには達せませんでした・・( ;∀;)
こちら小さい子は触ったり入ったりすると危険なので気を付けてください。
それとついでに、リニューアルではありませんが、どうしてもおチビちゃんたちが触りたくなってしまう鏡!
特に小さい子は走って壁のようにバン!としてしまうことがあるので、危ないので手を触れないよういお願いします。
どうしても低い位置にペタペタと手跡がすぐについてしまう鏡・・(笑)
どれもこれも、みんなで大切に使っていってもらえたら嬉しいです♥
どうぞこれからもよろしくお願いします!
nana♡NAHO